便利だからといって、
なんでもかんでもプラグインを入れまくってしまってませんか?
どうもこんにちは、大田タオです。
サードパーティー製の豊富なプラグインが使えることが、
ワードプレスの魅力の一つですよね。
でも、だからといって何でもかんでも入れまくってしまうと、
プラグイン同士の競合が起きてしまったり、
サイトの表示が遅くなってしまってSEOに悪影響を及ぼしたりと、
いろんな不都合が起きてしまうというのも、また事実。
今回は、専業アフィリエイター歴7年のボクが実際に使ってみた中で、
「使うのはやめておいた方がいい」と感じたプラグインを「3種類」ご紹介します。
その1:SEO系プラグイン
中でも一番注意してもらいたいのが、
この「SEO系プラグイン」というやつです。
- All in One SEO
- Yoast SEO
といったプラグインが有名ですが、
その他にもいろいろな種類のプラグインがリリースされています。
WordPressを使ったことがある人なら、
きっと一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
これらのプラグインが目的とするのは、
SEO(検索エンジン対策)の最適化というもの。
たとえば、Google XML Sitemapの自動送信だったり、
画像サイズやタイトル、ディスクリプションの最適化だったりします。
あと、SEOプラグインと聞くと
なんとなく入れておくだけでもSEO対策として良さそうな気がしたりもしますよね。
しかし、これが大きな落とし穴となります。
これらのプラグインって、不具合が起きる確率が非常に高いんですよね。
あと、プラグイン自体が重いものが多い。
その他にも、WordPressテーマや他のプラグインと競合してしまったりと、
メリットよりもデメリットの方が上回ってしまう結果となってしまいがちです。
そもそも、SEOプラグインを入れていても
たいして役に立った試しがないですし、
組み込まれている機能はほどんどの場合で、別のもので代替することができます。
もちろん明確な目的がある場合はしょうがないのですが、
「なんか良さそう」といったふんわりとした感じで入れるのはやめておきましょう。
中には、SEOコンテンツの分析とか、
キーワード順位の分析ができるものもありますが、
Search Consoleや、その他の無料サービスで十分に代替可能ですし、
最近のテーマは、すでにSEO対策がなされているものが多いので、
わざわざ追加でプラグインを入れる必要がないということです。
2:キャッシュ系プラグイン
次に注意してもらいたいのが、キャッシュ系プラグインです。
- WP Super Cache
- WP Fastest Cache
- W3 Total Cache
とかです。
これも、キャッシュ系プラグインをおすすめする記事なんかを見て
なんとなーく入れてしまっている人も、少なくないのではないでしょうか。
ボク自身も初心者のころはすべてのサイトに
「サイトの表示は速いに越したことはないだろ」
という理由で、キャッシュ系プラグインを導入していました。
もちろん、サイトの表示は速いほうがいいに決まってるんですが、
これらのプラグインも非常に不具合が多いんですよね。
なんかWordPressの調子が悪いなーと思ったら、
キャッシュ系プラグインが原因になっていることがほとんど。
多少の表示速度を手に入れる変わりに
サイトに不具合が生じてしまったら、プラマイゼロどころか
大きくマイナスな結果となってしまいます。
また、サイトのデザインなんかに手を加えた時に
すぐにそれが反映されない原因にもなるので、
デザインをよくいじる人は、特に注意しておいた方がいいです。
キャッシュ系プラグインを導入するべきサイトって、
かなりのPV数があるサイトに限られてきます。
月数千~数万程度しかPVがないような弱小サイトは、
そもそも導入する必要がないということなんですね。
「それでもどうしても入れたい!」というなら、
「LiteSpeed Cache」というプラグインが一番おすすめです。
このプラグインに限っては、
比較的不具合が少なく安全に利用することができる印象です。
ただ、サーバーが「LiteSpeed」に対応している必要があるので
その点には注意が必要です。
また、ログインが必要が会員制サイトを運営している場合は、
キャッシュ系プラグインとの相性は最悪なので、使わないようにしましょう。
では、サイトのアクセスが増えてきて
表示が重くなってきたときはどう対処すればいいのか?と思うかもしれません。
そんな時は「CDN」を利用するのがおすすめです。
CDNとは、複数の場所にキャッシュを分散させておく仕組みのことです。
CDNを提供するサービスとしては
「Cloudflare(クラウドフレア)」が一番有名ですが、
導入のやり方は、初心者にはややハードルが高め。
そういう場合は、カラフルボックスが提供する
「ColorfulBox CDN」 を利用するのがコスパが良くておすすめです。
(ボクも使ってます)
3:Jetpack
はい、最後の3つ目は名指しでの指定となります。
かの有名な、「Jetpack(ジェットパック)」プラグインです。
2,700万を超えるWordPressサイトが
このプラグインを利用しているとの触れ込みで、
もはやWordPress標準といっても良さそうなプラグイン。
複数の機能が盛り込まれたツールキットなプラグインで、
セキュリティからサイト表示高速化と、その機能は多彩。
しかーし!!
このプラグイン、多機能な分バチクソ重いんです!
これを入れただけで、コンマ数秒サイトの表示が遅くなってしまうほどに。
実際に、ボクが運営するサイトの一つにこのプラグインをインストールして、
「Code Profiler」というプラグインでリソース使用量を計測してみたので、ご覧ください。
一番左はWordPressテーマで、その後に続くのがプラグイン類です。
なにも設定せず、素で入れただけの状態だと言うのに、
リソース使用量は、導入済みのプラグイン中、堂々の4位を記録しました。
さすがは複合プラグインだと言えるでしょう。
そして1位は、「All in One SEO」でした 笑
これだけのリソースを食っておいて、SEO最適化だと・・・
さいごに
といった感じで、
今回は「使わない方がいいプラグイン」についてご紹介してきました。
ひと昔前なら、代わりの効かない機能もあったんでしょうが、
今となっては、他のプラグインや外部ツールでどうとでもなります。
そもそも、そこまで重要な役割をはたしている感じもないので、
よほどの理由がない限りは、これらのプラグインは使わないことをおすすめします。
特にSEO系プラグインは名前で釣られてしまわないように 笑
別にこんなの入れなくても、
記事の中身が良ければアクセスはいくらでも集まってきます。
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